膀胱炎 |
慢性化した膀胱炎、繰り返す膀胱炎に対して
漢方治療は殊に有効です。
もちろん急性の膀胱炎の漢方治療もいたします。
上(肺)から侵入した病邪を風邪、
病邪が下(膀胱)から侵入したというとらえ方で
膀胱炎の治療をしていきます。
下からの慢性風邪引き状態から開放されます! |
尿道炎 |
尿道の痛み、排尿時の痛み、熱感・・・
尿道口が赤くはれ、
粘液様あるいは膿性分泌液があることも・・
尿路の炎症がひどくなると排尿痛、
出血を伴うこともあります。
女性ではおりものが増えることが多いです。
淋菌性と非淋菌性の尿道炎があり、
男性においては尿道炎、女性では淋菌性子宮頸管炎、
という形で淋菌感染します。
慢性期、再発を繰り返す方に
漢方治療は適しています。 |
前立腺炎 |
その名のごとく前立腺の炎症ですが、
基本的には尿道炎と合併して起こります。
もちろん、前立腺異常は男性特有の病症ですが、
前立腺肥大や前立腺癌と違って、
10代後半から、あらゆる年代層に起きます。
前立腺炎に急性前立腺炎と慢性前立腺炎の2つが
あるのですが、全く症状が違います。
慢性化することで気が落ち、
他の臓器もダメージを受けることが多いのですが、
その症状と病名で前立腺だけを見るのでなく
その患者さん全体を見て治療して行くのが、
漢方治療です。 |
前立腺肥大 |
症状が
1.排尿しにくくなったり、夜何回も排尿に起き、
尿がつまる時もある。
2.尿意があっても排尿までに時間がかかり、
勢いよく出ないし、残尿感もある。
3.尿閉の回数増え、排尿できなくなる。
と 進行していきます。
治療は電気ループで切除するなど手術を
薦める医療機関が多いですが、
漢方治療により3の状態でも、
好転される方もあります。
手術の前に漢方治療をしてみることをお勧めします。 |
ED
(インポテンツ
勃起不全) |
年のせいだからと諦めていませんか?
確かに年齢のせいで「元気がない」という方も
いらっしゃいます。でも、同年齢でも
「なぜ、あいつはあんなに元気なんだ?」と、
思われることもありませんか?
それは年のせいだけではないからです。
元気がないには元気がないなりのわけがあるのです。
ドリンク剤や興奮剤のように「今すぐ」、
「今だけ」というのには向きませんが、
自分のお身体をきちんと知り、原因を見つけて
根本から治療するという漢方治療で
喜んでいただいている方が沢山おられます。
きちんと養生することが一番の近道で、
一番持続させるやり方です。 |
尿路結石 |
激痛を伴う尿路結石。
「尿路」という場合、上は腎臓から尿管を経て、
膀胱、尿道の全体を指します。
もともとこの病気は男性に多いものでしたが、
現在、女性に急増しています。
その背景にあるのが女性の社会進出による
男性と同じ生活習慣のようです。
また、結石のできる場所も違ってきているのです。
昔は膀胱や尿道結石(下部尿路結石)が多かったのですが、
第二次大戦後、腎臓や尿管の結石(上部尿路結石)が
急増しています。
どちらも食生活の変化が一番の原因!
肉中心の食生活は、動物性脂肪や動物性タンパク質の
とりすぎにつながり、尿の中に、
多量のシュウ酸をだしてしまうことになります。
尿中にでたシュウ酸はカルシウムと結合し、
結石を作りやすくしてしまうのです。
再発率は約50%と言われています。
一度でも石の経験のある方は要注意!
胆石、膵石の方にも同じことが言えるのですが、
取ったら終わりではないのです。
漢方の力を再認識しますよ。 |
尿失禁 |
最近、セキした瞬間にオシッコが・・恥ずかしい。
私だけじゃないかしら・・・
ホント、そう思ってしまいますよね。心配しないで下さい
1600万人以上、
女性の約4人に1人の割合ともいわれます。
30歳代でも23%、40歳代で3人に1人の割合。
しかも近年増加傾向に有ります。
西洋医学的には「尿漏れ」は
1、腹圧性尿失禁(咳・くしゃみなどによる腹圧の高まりに伴い、
排尿筋が収縮しないのに排尿される)
2、切迫性尿失禁(膀胱の不随意収縮により尿意が激しく起こる)
3、反射性尿失禁(神経障害で尿意・排尿感覚がなく、
ある程度尿が膀胱に溜まると排泄される)
に分類され、尿失禁の90%を占めています。 |
夜尿症 |
夜、眠っている間に尿が出て、衣類や寝具を濡らしてしまう、
いわゆる“おねしょ”の事をいいます。
乳幼児にみられる夜尿は、だれにでもある生理的なもので、
心配する必要はないのですが、
6才を越えた学童期にみられる夜尿は、
一般的には、体の機能が整ってくるので、
自然に夜尿がなくなるのですが、
体の成長に比べて神経・内分泌系の発達の伴わないと
夜尿が続く場合もあります。
このように、夜尿が病的な状態になったものを
“夜尿症”というのです。
原因としては、遺伝素質、排尿のしつけが悪い、情緒の不安定、
身体的異常、欲求不満などいろいろありが、
原因そのものよりも、“おねしょ”をしているというストレスと
これで治るという安心感を当ててあげて下さい。
心身ともに元気になりますよ。
中学生までの年齢なら治ることも多いです。
早めの漢方治療が大切です。
※大人の夜間尿、夜間頻尿は尿失禁の項目をご覧ください。 |